こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「支点からの距離」です。ちょっと内容的にとっつきにくい内容ですが頑張って読んでもらえればと思います。
ギターを上手くなるために気を付けなくてはいけないことに「支点からの距離」があります。初心者の時に押さえる場所がずれたり、ピッキングの際に違う弦を弾いてしまったりするの支点からの距離を身体が上手く認識できていないからです。
「支点からの距離」というと難しそうなのでわかりやすく例を上げてみます。
右手の人差し指の先と左手の人差し指の先を自分の胸の前くらいで合わせてみてください。
次に「目をつぶった状態」と「目線をはずした状態」で同じようにしてみてください。
そうすると当たり前ですが「見てる状態」が一番精度が高く「目をつぶった状態」が一番精度が悪いはずです。(もしあまり違いが見受けられない場合は右手の人差し指の先と左手の人差し指の先の感覚を肩幅以上にして合わせてください。)
ここで不思議なのは「どうして目をつぶっていてもある程度合わせることができるか」です。見ているときに合わさるのは理解できますが目をつぶっているとき、身体は何を感じて指先を合わせることができるのでしょう?
ではこの答えを知るためもう一つしてほしい動きがあります。
先ほどを同じ動きをしてもらうのですが
・目をつぶって脇を閉めた状態
・目をつぶって脇を開けた状態
の2パターンで精度を確認してみて下さい。
すると脇をしめた方が精度が高くなります。これはなぜかというと支点がより目標物(力点)に近づけば近づくほど精度が高くなるからで、先ほどの「どうして目をつぶっていてもある程度合わせることができるか」の答えは相対的な位置関係を身体が認識しているからです。
この支点からの距離はギターを弾く際に結構重要になってきます。
また支点が定まったら今度は相対的な位置関係を身体に覚えこませなくてはいけません。
こうやって書くと難しい文章になってしますので少し噛み砕いてみます。
例えばピックを使ってアルペジオを弾くときに思ったのと違う弦を弾いてしまうことが初心者には起こりがちです。これは支点からの距離を制御しきれていないからです。指定した弦を弾くにはミリ単位の精度が必要です。これは支点を正しい位置で固定することと慣れるための反復練習が必要となります。
まとめると弦を弾く場所からの支点を出来るだけ近くに持ってくることと、相対的な位置関係を身体が認識するために反復練習をしましょう。ということですね。
一度自分の「支点」について考えてみてください。18
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